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スペイン旅行でロストバゲージにあった話

sarablog

ヒースロー空港の乗り換えでロスバゲ

旅行した当時、日本とスペインを結ぶ直行便がなかったので、東京からロンドンのヒースロー空港へANAに乗り、ヒースローからスペインのバルセロナはブリティッシュエアウェイズに乗った。

ヒースロー空港での乗り換え時間は、本来3時間半くらいだった。
しかし、東京で機材の都合で1時間くらい遅れて、結局2時間半くらいになったと思う。

航空券は、東京からバルセロナまでANAで予約していたので、途中のヒースロー空港で荷物の受け取りは必要なく、東京で預ければバルセロナで受け取りになるはずだった…

今回、母娘2人旅で、スーツケース2つを私の名義で預けて、そのうちの1つ、母のスーツケースがロスバゲした。

空港で荷物が出てこなかったらどうするか

バルセロナに到着したのは、22:30くらいだった。

飛行時間が長かったのでけっこう疲れていたのだけど、なかなか荷物が出てこない…
不安になりつつ最後まで待ってもやはり出てこなくて悲しかった。
とりあえず、スーツケースにAirTagを入れていたので、iPhoneの探すアプリでアプリで見たところ、ヒースロー空港に置き去りになっていた…

ロスバゲにあったのは初めてだったので、どうしたらいいかそこから調べたり回り道をしのだけれど、結論としては、手荷物受け取りの中心あたりにある航空会社別のカウンターに行って手続きをすればよかった。

ちなみに、私たちはブリティッシュエアウェイに乗ってきたが、夜だったため、ほとんどの航空会社のカウンターにはスタッフがいなくて、イベリア航空の服を着たスタッフさんが対応してくれた。夜はいつもそんな感じなのか、とても自然な感じで対応された。

手荷物預けのときの半券やパスポートを見せて、スーツケースの特徴を伝え、さらに、何日から何日までどこのホテルに泊まるか(ホテルの名前と住所)、連絡先のメールアドレスと電話番号などを聞かれ、スタッフさんはPCに入力していた。

荷物がスペインに届き次第、そのときの滞在先のホテルに届けてくれるとのことで、分かったらメールで連絡がくると言われた。

結局、飛行機を降りてから手続きが終わるまで1時間くらいかかって、終わったのは24時前だった。

届いたのは旅の後半

詳細はメールで届くとのことだったのだけれど、待っても待っても、結局最後までメールは来なかった。迷惑メールにも入っていなかった。このあたり、海外であることを実感する。

私たちの日程は8泊9日で、結局、5日目にホテルに荷物が届いた。
もはや荷物がない生活にも慣れてきた頃に届いた。笑

途中、国内線の飛行機や、列車での移動を含んでいて、ロスバゲした翌日には、バルセロナ→マドリードの国内線に乗った。

自分たちでAirTagでチェックしていた感じ、ロンドンからバルセロナにはすぐ到着して、さらにバルセロナからマドリードも、私たちが乗った飛行機の何便か後なんじゃないかというタイミングで到着していた。

このままだと2日くらいで届きそうだね、と話していたのに、結局マドリードで放置されたのかなかなか動かず、スペイン国内の移動にかなりの時間がかかった。

ロストバゲージ対策としてできること

今回、ロスバゲにあって、対策していてよかったと思うものと、これをやっておけばよかったなと思うものの両方があるので、書いておきたい。

スーツケースにはAirTagを入れる

AirTagである必要はないが、類似の忘れ物防止タグのようなものは入れておくべきだと思う。

今回はどこからも連絡がこなかったので、ずっと不安だったが、それでも自分のスマホで常に場所を確認できて精神的にはかなり落ち着いた。

AirTagの精度はけっこう高くて、何メートル離れた位置にあるなども教えてくれる。スペインの国内線に乗ったときも、家族のものだけ出てこなかったことがあったけれど、「探す」アプリを確認すると100メートルくらい離れたところにあることがわかった。

カウンターに行くと、なぜか違うところから出てくるからそこに行くようにと言われて、なんとか荷物をピックアップすることができた。
こういうふうに、荷物が本当に近くまで来ていることを確認できたのも良かった。

最低限、生活に必要なものは、機内へ持ち込む荷物に入れる

今回は、母娘旅だったので、同性だし家族なのもあって、貸し借りしやすく1人の荷物がなくなってもなんとかなった。

特に、最低限の化粧品、スキンケアグッズ、コンタクト、1〜2日分の下着、1日分の服、充電コードくらいは手荷物に入れておくべきだと思った。

特に、化粧品は家族でもファンデーションの色が合わないなどあるし、現地調達もなかなかしにくいので機内に持ち込むことをおすすめする。

今後、それも気をつけてパッキングしようと思った。

ロストバゲージに関する保険を確認する

今回は、最終的には手元に荷物が戻ってきたし、最終的には重い荷物を運んでくれたのでラッキーくらいの気持ちになったが、後から確認すれば、クレジットカードに受託手荷物遅延費用を補償する保険が付帯していた。

上限はあるものの、荷物が戻ってくるまでに、下着や衣服など生活費需品を購入した場合の費用が補償されるとのことだった。

ゴールドカードなどには付帯していることが多そうだが、今回、盲点だったのが、年会費が高いカードよりも、年会費の低いカードの方が補償額が充実していたこと。

私が持っていたカードの中では、セゾンゴールド・アメリカンエクスプレスカードは上限額が10万円で最も高かった。ちなみに、アメックス・ゴールド・プリファードカードは2万円までしか補償されない。ぜんぜん違う…

自分の持っているクレジットカードや保険などを事前に確認しておいて、この場合にはこのカードの補償を使うなど、ざっくりでも整理しておくと、いざという時に便利だと思った。
10万円まで補償されると知っていれば、精神的なゆとりも変わってきたはずだ。

また、当たり前だが、購入が証明できるレシートなどは保存しておくべき。

必要な書類は全てPDFなどでスマホにも入れておく

チケットや予約証明など、念のため紙で印刷する場合があると思うけれど、そんな場合でも、PDFをクラウド上に保存しておくなど、全ての書類にアクセスできるようにしておくべき。

今回、母はスーツケースに旅行後半の紙の書類を入れていたらしく、なくなったことにショックを受けていたけれど、私が全てをeチケットやPDFとしてクラウドに上げておいたので、観光地への入場やホテルのチェックインで困ることはなかった。

また、スマホ本体への保存ではなく、必ずクラウドへ保存すべきだと思う。
クラウドはAppleのiCloudや、マイクロソフトのOneDriveなど、なんでもいいけれど、クラウドに上げておくことで、スマホが盗まれたり、壊れたりしても他のデバイスからアクセスできるので安心だ。

まとめ

ロスバゲはもちろん合わない方がいい。


でも、海外旅行、特に乗り継ぎがある場合はそれほど珍しいわけでもないので、しっかり準備はしておきたい。

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sara
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美しいもの、かわいいものに囲まれて暮らしたい30代女性。
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