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【長崎・壱岐】神様の島、パワースポットがいっぱい

sarablog

長崎から、飛行機で壱岐へ行ってきた。

コンパクトだけど自然が豊かで観光スポットも多くて、とても素敵な島だった。

紹介したいところが多いので、今回は神社を中心に、観光スポットについて書きたい。

壱岐へのアクセス

壱岐へのアクセスは、大きく2つ。福岡からの船か、長崎からの飛行機だ。
今回は長崎から飛行機で向かった。

飛行機は、ORC(オリエンタルエアブリッジ)という長崎本土と、五島、壱岐、対馬の島の間の飛行機を運行している会社の、7:50長崎発と15:40長崎発の1日2便のみ。時間は時期によって変わるようなので、ホームページで確認してほしい。(https://www.orc-air.co.jp/
ちなみに、JALとANAの両方とコードシェアをしているので、マイルを貯めている人などはその航空会社から予約するのがいいかもしれない。

関東から行く場合、始発便に乗っても朝の便は乗り継ぎが無理なので、前の日に長崎に宿泊するか、夕方の便で行くことになる。

飛行機はプロペラ機。

所要時間は時刻表では30分だけど、実際には20分ちょっとで到着した。プロペラ機なのもあって、普通の飛行機よりも揺れたけれど、20分なら船よりもいいのではないかと思う。

途中でシートベルトサインが消灯したけれど、1分も経たないくらいで着陸準備となって再び点灯した。

壱岐空港はとてもコンパクトだった。飛行機を降りたら徒歩で空港の建物まで行く。

空港からはタクシーを利用した。空港にタクシーがいるかわからなかったので、事前に予約しておいた。

月讀神社

まずは月讀神社。月を司る神「月讀命(つきよみのみこと)」を祀る神社で、日本最古の神社とも言われている。

壱岐の中でも特にパワースポットとして有名。

神社の前の階段は急なので、けっこう大変かもしれない。

由来など、入口の看板に詳しく書いてある。

周囲の森の感じがとてもいい雰囲気。
月讀命は、夜や時間の流れを司る神様だそうで、忙しい日々から少し離れて、ゆったりと時間を感じることができる神社だった。

龍蛇神社

海の中の岩の上にある龍蛇(りゅうだ)神社。
今回めぐった神社の中で、一番印象に残っている。とにかく、神社のロケーションがすごい。

この写真の手前に駐車場があるので、そこに車を停めて、この丘みたいな公園を歩いて海辺まで行くと神社が現れる。

だいたい歩いて5分くらい。晴れている日は景色がいいので気持ちいい。

海がとても間近にある。

海の中にポツンとある鳥居は、不思議な感じもするし、神秘的でもある。

鳥居の向かい側にはここを訪れた人たちが積み上げたと思われる石のタワーがあった。
背景にはどこまでも海が見渡せる。

神社へ歩いていく道の途中にちらっと海が見えるのだが、この地域では、砂浜ではなく、瓦のような薄く剥がれた岩みたいなのがある。これが、龍の鱗のようなので龍蛇神社と呼ばれるようになったとタクシーの運転手さんが教えてくれた。

実は、ここは2度訪れた。
1度目に行った時はあまりお天気がよくなくて、こんな感じのもの寂しい雰囲気だった。

これはこれでいいのだけれど、壱岐滞在中にとてもお天気がいい日があって、晴れの日のバージョンも見てみたいと思って行った2度目に撮ったのが最初の方の青空の写真だ。

海の中の岩にあって、なんだかハリーポッターがダンブルドアと行ったホークラックスの隠し場所みたいな感じだった。

住吉神社

住吉神社は、壱岐の中で最も大きい神社。

全国にある住吉神社の中でも、壱岐の住吉神社は特に古い由緒を持ち、古代から続く「海の祈りの拠点」として大切にされてきたそう。

起源は、古代、神功皇后が三韓征伐からの帰り道に、海の守り神・住吉三神を祀ったことに始まると言われている。

境内は静かで、とても落ち着ける場所だった。

これは境内にある夫婦クスノキ。根本から2つに分かれている。

男性は右回り、女性は右回りに1周すると、縁結びなどの願い事が叶うとされているらしい。

お守りなどもあり、その場で御朱印もいただくことができた。

男嶽神社

ガイドブックなどでも、たくさんの猿の石像が並ぶ写真が印象的な男嶽(おんだけ)神社。

祝日の昼間だったけれど、ほとんど人がいなくて、とても神秘的な雰囲気だった。

神社の奥には、とにかくたくさんのお猿さんたちがいる。

いろんな顔の子たちがいる。

これは見ざる聞かざる言わざるだと思う。本当にたくさんのお猿さんたちがいた。

ガイドブックなどの情報ではあまりイメージしていなかったのだけれど、男嶽神社は場所的に町からは離れていて、壱岐の中ではかなり山の上にある。他の観光のついでには行きづらく、アクセスは良くはない。

でも、その分、山の上からの景色は素晴らしくて、行ってよかった。神秘的でパワースポット感が強かった。

神社の前には展望台があって、そこからの眺めは開放感がある。

塞神社

郷ノ浦の町中にある塞(さい)神社。
巨大な男性シンボルがあることで有名で、良縁、安産、夫婦和合にご利益がある。

今回はお昼に行ったが、夜のライトアップが素晴らしいらしい。

由来はこんな感じ。街中の観光や食事のついでにサクッと行けるのが良かった。

猿岩

壱岐の北西、黒崎半島にある猿岩。その名の通り、大きな猿が海を眺めているように見える不思議な巨岩だ。

この日はお天気が良かったので、お猿さんがとてもよく見えた。

タクシーの運転手さんの話では、この日も心の目で見ると対馬が見えるらしい。
私にはちょっとわからなかった。

猿岩の高さは約45メートル。自然の風と波によって長い年月をかけて削られ、偶然この形になったのだそう。

これが自然にできたものと思うとすごい。考えながら見なくても、ぱっと見で猿とわかるので楽しい。

まとめ

壱岐にはこれ以外にもたくさんの神社がある。時間があれば、御朱印を集めたり、もう少したくさんの神社に行ってみたかった。

ちなみに、御朱印は、宮司さんがいくつかの神社を兼任している場合などもあるので、事前に電話などで問い合わせてから行くと安心。

今回の神社は、どれも自然のパワーを感じられる場所だったので、壱岐を訪れた際にはぜひ行ってみてほしい。

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美しいもの、かわいいものに囲まれて暮らしたい30代女性。
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